自分の好きなものを表明すること

さらに自分語りを続ける。自分がトレンドリーダーになって自分の好きなものを流行らせようという発想は、ついぞ僕の中から出てくることはなかった。「どうせクラスメイトにConwayのライフゲームやら自分が発見した官報のインデント規則やらの話をしても誰も食いついてこないだろうな*1」みたいな諦めが常に先にあった。そもそも「プレゼン能力」みたいなものを重視する発想自体を僕は軽蔑していた。「協調性」という言葉に不必要に反発していた。そうやって、中学以来ずっと自分ひとりだけのタコツボに住んでいたような気がする。
いやまて。ちょっと違う。高校生の頃の僕には VOW的な折込チラシを新聞から毎日見つけては友達に見せびらかすという趣味があったのを今思い出した。そうだ。全く没交渉ではなかったんだ。全くプレゼンテーションをしていないわけではなかったんだ。いいことを思い出せた。うんうん、折込チラシを見せびらかしていたあのときの要領。それを思い出していこう。

*1:そりゃそうだ。と書いてて思ったけどまあいいや。