望まない会話

同僚数人でのダベリが、とある人の陰口に発展してしまった*1。そんなとき、あるいは一般に、会話の空気が自分の嫌いなものになってしまったとき、いつも僕はふいとその場から離れたり、積極的にそっぽを向いたりして、もうそれ以上会話に参加することをあからさまに拒否してしまう。でも、そうやって「汝、陰口を叩くべからず」みたいな戒律に支配されるばかりでは、「人が陰口を叩くときの機微」が分からない唐変木のままなので、実はかえってよろしくないのかもしれない。敢えて悪口につきあってみることも必要なのかもしれない。
ところで、人なつこいことで(僕の中では)有名なある同僚は、その場でなんとなく陰口につきあっていたような感じだったけれども、内心ではどんな気分だったのだろう?

*1:ちなみに僕自身のその人に対する評価は、「ここで陰口されるのは気の毒だが、しかしそうされても仕方のない部分は確かにある。どうして自分が反感を持たれる可能性に気づかないんだろう」というものである。でもどうなんだろう。反感は承知の上で歯牙にかけていないのかな。いや、それはなさそうだよなあ……。