昨日の続き(2)
昨日「Web2.0」って言葉を少し出しましたけど、思うに、この概念には
- 主にものを開発する人が幸せになる
- 参加している不特定多数のみんなが幸せになる
の2つの側面がごっちゃに詰まっていると思うのですよね*1。で、「はてなこそWeb2.0だ」というとき、僕個人は後者寄りの意味で解釈しているんだけれども、しかし前者に重きを置いて解釈している人も多いらしい、と。まあ、僕ははっくんではないので、真意など分かるわけがないのですけれども。
しかし焚書官さんに言わせると*2、そういう対立を仮定することは話を進める上で便利ではあるけれども、対立に見えるものは、そもそもが恣意的な線引きを行った結果に過ぎず、従って、そこに対立があると考えるのを自明の前提とすることからして不毛なのでは、ということになるらしいのです(と私は理解しました。違ったらご教唆下さい >焚書官さん)。それが対立ではないとしたらどんなのなのか、未だ僕には想像がつかないのですが……。