とりとめのない幾つかの断章(2)

未だにある種の人間について、「僕をいじめそうな人=悪い人=敵」みたいな認識の仕方をしてしまうことがある。しかしそういう人たちは、単に僕とは互換性のあまりないコミュニケーション様式を持っているだけに過ぎず、当人にいじめをするつもりなど、毛ほどもないのだろう。だから、そうしたコミュニケーション様式を、もしも自分が「いじめ」と感じてしまうというのならば、もう大人なんだし、いいかげんに自分に対応パッチを当てるべきなんだと思う。きっとパッチ当て作業にはそれなりの苦痛を伴うのだろうが。