僕の夢では、現在の年齢や職業などの基本的なステータスはそのままなのに、なぜかわけあって一時的に、当時の同級生といっしょに(夢の常として、関係ないはずの人物も混ざったりするが)母校である高校やら大学やらに通っている、という設定がよく出てくる。ゆうべは、その設定の上で、卒業式が行われてしまった。夢の中の季節は3月下旬、4月になればみな元の職場なり職場じゃないけど持ち場なりに復帰するという。そんな状況の中でのモラトリアムで宙ぶらりんな時間を、僕は夢の中で満喫するのだった。こんな後ろ向きな夢を見てしまう自分は、どうやらよっぽど働きたくないということか。