判断できません(2)

前記事の結論はなんか自分でもヘタレっぽいなーと思っていたら、見事にシロクマ先生につっこまれてしまったので返答します。

ベタなんです

まず最初に断っておきますが、前記事の主張はメタで言っているのではなく、そちらのコメント欄でumetenさんによるフォローが入っている通り、ベタに分からないと言ったつもりでした。しかも、「手動実行」に困難を感じているどころか、そもそも手動実行のためのソースコードさえ持ち合わせていない。別の比喩を使うならば、地図を持ち合わせていない、というのが偽らざる実感です。

「行動しろ」

シロクマさんのおっしゃることを一言で要約するなら「行動しろ」になると思います。これは全くもって正論ですし、これを前にしては僕が何を言っても詭弁になってしまいます。冒頭で「ヘタレっぽいなー」と記したのはそういう意識の表れです。

でも、地図くらい欲しいじゃないですか

しかし、「行動」するにしたって、自分にはあまりにも土地勘が無さ過ぎるだろう、という問題意識があるのです。色の道を歩むにあたって、その道が通るところの大雑把な地形すらベタに知らないのは流石にやばいと思います。当サイトの読者には繰り返しとなる話ですが、僕はほんの数年前まで、そういう方面については全く目隠しをして生きてきました。いわゆる裏中二病のせいで、たとえ友人の会話で恋愛に関するものごとが出てきたとしても、それらは全てノイズとして処理してしまい、あまつさえそういう話をする人を一律に見下してさえおりました。その後遺症で、未だに殆んど何らの地図あるいはソースコードをも形成し得ないのです。

そういう意味では世を恨む非モテさえ羨ましい

なぜならば、ルサンチマンを日々撒き散らしている種類の非モテさんは、自分なりの経験からまがりなりにも地図を作成していて(その妥当性はともかく)、それに基づいて「女が憎い!」とか「恋愛資本主義をほにゃららせよ!」とか叫んでいるわけですから。でも僕にはそのような基準さえない。

やっぱり詭弁ですね

でも、本当に地図を作りたいのならば、お手軽なオンラインの観測などよりも実地調査を優先すべきなのは間違いないので、土地勘なさすぎ云々以降はやっぱり詭弁だと思いました。そもそも「なんとかしなくちゃ」という問題意識だけを漠然と抱えたまま、3年以上もろくな進展がないどころか、地図を作る努力さえまともにしていないこと自体が、僕の行動する気のなさ、あるいは一生そのままなのではないか感を暴露していると思います。以上です。