犯罪者の親族は犯罪者ではない

人を殺したとかそういう重篤な犯罪をした本人はともかく、その親族までもが、大抵は匿名で中傷されるということが日本ではよく起こる。これは一体何なのだろう。匿名でやるのは、それが表立って言うことではないという建前をほぼ皆理解しているからなのだろう(公然と言い立てちゃう人も時折いるようだけど)。しかし、わざわざ匿名になるという卑怯を犯してまでも、本来無関係なはずの人を叩かなければどうしても腹の虫が収まらないという情動の源泉が、僕には理解不能なのだ。