ブックマーク考
はてなブックマークをどうすべきかについて、少し(どころではなく)考えてみた。
キャプションの設置
現在圧倒的に要望されているのが、ユーザーが何らかの情報を付加できるべきだ*1というもので、僕もこれに同意するものである。それならば、その付加してもらった情報について、はてなフォトライフでやっているのと同じことをすれば良いのではないか?
つまり、エントリーに対して各人に普通の文章でキャプションをつけてもらい(無論書かなくてもよい)、それをキーワード抽出の対象とするのだ。エントリーページには、各人がつけたキャプションが並ぶことになる。
キャプションの長さは現在フォトライフで行っているのと同程度で良いだろう。つまり、あくまで一行コメントの枠を出(させ)ない。
キャプションとは別にはてなダイアリーキーワードを登録する手間が必要(になるかもしれない)という問題点は残るが、これが最もはてな的な解決ではないだろうか?
元記事からのキーワードの存否、あるいはその重みづけ
さて、キャプションからキーワードを抽出するとなれば、現状で元記事の本文から抽出しているキーワードと競合してしまうので、そことの折り合いをどうつけるかが問題になる。これには以下のパターンが考えられよう。
- キャプションのキーワードだけでリンクし、記事本文からのキーワード抽出は行わない。
- キャプションのキーワードと共存する。
- 重みづけあり(キャプションの方を重くする)
- 重みづけなし
- 重みづけあり(本文の方を重くする)
上に行くほどキャプション重視となる。
転載の是非とそれへの対策
この節は、元記事の本文からキーワードを抽出する現行の仕様を残すと仮定しての議論である。
元記事の文面を丸ごと転載してしまう仕様について、はてな当局の率直な見解は、「はてなアンテナでの転載はOKなのに*2、なんでブックマークになったとたんに非難されなきゃいけないのさ!?」だと思う。
そう、この件を真面目に議論すると、「ついでにはてなアンテナも即刻やめてくれ」のような恐ろしい話が始まってしまうのだ。僕にこのようなパンドラの箱を開ける勇気はないので、ほっかむりを決め込んで、以下のようなビホウ策を一つ提案するだけにとどめたい。
- 現状で元記事の本文はキーワード抽出のために使っているだけなので、キーワードを抽出したら本文は捨ててしまうようにする。
カテゴリは無意味?
キーワードの所属カテゴリを直しまくりな自分が言うのもどうかと思うが、確かに現状での「カテゴリ」は無意味だと思う。目が粗すぎるし、既にあちこちから指摘されている通り、自動分類には間違いも目立つ。むしろエントリのカテゴリ分けは廃止して構わないのではないか。
ついでに、はてなブックマークへの要望
ブックマークの全体について、特定のキーワードを含むエントリを検索できるようにしてください。
*1:ちなみに、より強い意見として「そうでないとソーシャルブックマークとは呼べない」というのもある。
*2:より正確には「OKという既成事実を積み上げてきたのに」だが。