Ursula K. Le Guinの異表記について
アーシュラ・K・ル・グウィン、アン・マキャフリイのキーワードを作ろうとして、困ってしまっている。
異表記が多すぎるのだ。多分、そのせいで誰も作ってないのだろう。
という件について、g:hdd:id:kawabe:20041209#toomanysequencesさんに話題を振られたので、さしあたり「アーシュラ・K・ル・グウィン」のケースについて、当該の作家についてほとんど何も知らないにも関わらず、自分ならどうするかを考えてみました。
- 先行する関連キーワードを探し、どういう表記にしているかを調べてみる。(今回の場合、ちょっと見当たらなかったが)
- 日本人名だとよほど珍しい姓でない限り姓のみの登録は歓迎されないが、外国人名の場合は、おそらく出現頻度の問題なのだろうが、大抵は姓のみで大丈夫である。また、言及する側は姓以外の部分をつけるかもしれないし、つけないかもしれない。それならばなおのこと、姓だけの登録が合理的である。
- 原語の綴りを調べ*1、妥当な読みを考えてみる。
- 異表記の思いついた候補について、ひととおりGoogleなどの検索エンジンでの件数をカウントしてみる。今回の場合は以下の通り。(拮抗してますねえ……)
- google:"ル-グウィン" 11200
- google:"ル-グィン" 7450
- google:"ル-グイン" 5900
- 「Le」と「Guin」をつなぐ記号には「・」と「=」、さらには全角の「=」も考えられる。しかしgoogleの仕様上、どの記号が最も使われているかを調べるのは目測に頼るより他ない。3種類もあるので「Guin」に相当する部分だけ入れるのが有効っぽいが、姓の一部である冠詞を切り離すのはちょっと気持ちが悪いかもしれない。エイヤアとナカグロ以外の記号は忘れるのも手かもしれない。そのへんはお任せします。
というわけで、僕からの提案は、「ル・グイン」「ル・グウィン」「ル・グィン」、あと念のため原語の「Le Guin」も登録、これらのうち使用頻度の最も多そうないずれか一つを親キーワードとしてそれ以外は親キーワードに誘導、といったところでしょうか、soorceさん。うーん、難しいケースですねえ、これは。
(2004-12-10追記: その後、id:manpukuyaさんによって「ル=グウィン」が登録された*2。)
以下はkawabeさんへの私信。
- 「裏ワザ」「ウラ技」を一般カテゴリにしたのはそういう意図でしたか。それでしたら「裏技」自体を一般に移動してもよかったのに。僕もちょっと悩んだ結果ゲームの部にし、誘導用キーワードは元のキーワードとカテゴリが揃っているべきだと思って直してしまったので。
- もしかして「トッピング」の解説文は僕の文体模写ですか?
*1:「Ursula K. Le Guin」だそうだ。
*2:id:manpukuya:20041210#guin