囲い込めない奴、あるいは、冷たい奴

まとまりの悪い話をしますが。
僕の認識では、自分の勢力圏*1の端のほうには明確な壁などなく、遠くなるほど徐々に自分の色が薄くなっていく、そんなイメージを抱いている。でも、境界線に はっきりとした塀が建っていないと落ち着かないという人がかなりいるような気がして、でも、なぜそこに塀がないと落ち着かないのか、それが僕にはよく分からない。
また、僕には、誰かの好悪を表立って表明するのは はしたないことだという感覚がある。そのせいか僕は、何者かのファンになったことがまるでないし、また、なろうとしたらブレーキをかけてしまう。つとめて冷淡であろうとしてしまう習慣。いや違う、ただの理論武装された臆病? 特定の誰かにロックオンされてしまって、その分だけ非理性的になるのが怖いだけ?
……僕の人間関係一般に関する観念は上記のようなものだが、さらに言うと、以上の観念をいわゆる異性関係にまで適用してしまうから、僕は未だに彼女なるものを持てないままでいるのかもしれない。


要するにこの記事は、「彼女を何と呼ぶか談義」に参加したくてもできなかったことへの言い訳です! 以上!

*1:いやな言い方だけど、他に適当な言い回しが思いつかないので。