ルシャな仏、ドチリなキリシタン

映画やゲームにするとちっとも面白くならない不思議な漫画「火の鳥 鳳凰編」で、廬舎那仏が「るしゃな仏」と表記されていて、当時(繭の頃)のカネゴンは「るしゃ」という形容動詞があるのだと思っていた。「実にるしゃだ」「そんなるしゃな」などと活用するのかと【ダジャレうずうずおれカネゴン】。

これで思い出したが、そういえば僕も、はじめて「どちりなきりしたん」という書名を聞いたとき、「どちり」という形容動詞があるものだと思った。「ほんに、あのお方は、どちりでんなあ」みたいな。おそらく「信心深い」くらいの意味なのだろう、と。