泥棒と脱糞

先日、ミシガン州サギノーでジョナサン・ネッセンズ(23)というこそ泥がある家の地下室に忍び込み、銃を盗んだ。それで止めとけばいいのに、この男、何を考えたか地下室の床にクソをして逃走したのだ。詳しいことはわからないが、ネッセンズはその後、逮捕され、サギノー郡裁判所で有罪判決が下されたが……裁判長が命じた罰が傑作だった。「サギノー郡刑務所にある100個トイレを全てきれいにし、被害者の自宅の清掃にかかった費用390ドル(約4万2000円)を支払え」というもの。「ハンムラビ法典も顔負けの名裁きではないか」と地元で評判になっているとか。

古来より日本の泥棒の間では空き巣に入った家で脱糞すると捕まらないとするジンクスがある、と聞いたのを思い出した。
それにしても、アメリカの裁判官はこういうイレギュラーな刑を言い渡すことができるので面白いっすよね。