露骨に申し上げまして……

なんだって僕は今こんなみっともない文章をここにうだうだと書き連ねているのか? それは、「自分だってやりたい」という身も蓋もない事実からこれ以上目をそらすわけにはいかないと感じたからだ。「やりたい」を認めて前提にしないと一歩も進むことができない、って当たり前のことにようやく気づいたってこと。「やりたい」だけでは嫌われる。でも「やりたい」をなかったことにすれば視野にも入れてもらえない。一生このまま何もないだなんてやっぱり淋しすぎる。だから僕は人より10年以上遅れて始まった青春をここに記録していく。