残念ながら該当のURLを発見できなかったのだが、その昔、とあるソフトウェアのバージョンアップに関する記事で、開発者による非常に気持ちの悪いものを見た記憶がある。なんというか、バージョンアップが無条件に善であると、あまりにも脳天気に信じすぎていたのだ。なんだっけ、「タイ語やエチオピア語を使う人でない限り、当然バージョンを上げない理由はないはずです」とか、そんな内容だった気がする。僕はそれを見て、この開発者には、業務上の都合で旧バージョンのソフトウェアにしがみつかなければならない人の気持ちなど分からないのだろうな、と寂しくなったのだった。