意見反論は各自の日記でとのことなので

どうやら僕は、id:another:20040518#1084849915の記事でスジャクさんを困惑させてしまったようです。

それはそうとモテ分類が、ニートに似ている・・・っていうのも、微妙な腹黒的批判なんだよなぁ。その批判はモテ論のどのあたりに向けられているのだろうか? 「就職するもしないも、たかがモテ論ていどの話じゃないか」ってこと? 「モテ論だなんて軽く扱うんじゃねーぞ、こっちは死活問題なんだ」? それとも、「そもそも分類ってやつが気に食わねー」?

しかし、「微妙な腹黒的批判」と評されて、正直言って僕の方が戸惑っております。僕としては、決してモテ論に冷笑的な批判をあびせるつもりも、ましてや石つぶてを浴びせるつもりも毛頭無く、ちょっと前に流行っていた議論となんだか類似してるなー、という思いつきをそのままふらっと書いて載せたに過ぎないわけですから。むしろモテ論をパロディのネタにすることを思いつくほどに、僕はモテ論が大好きなのだ、と言ってもいい。しかしそのような行為自体におまえの無意識の邪悪さが現れているのだ、とおっしゃるならばそれまでですが。
ところでスジャクさんは「ニート」という概念が大変にお気に召されないようで。実のところ僕もあの言葉はどうかと思いますし、だからこそ僕はああいう形でネタめかした記事を書いたとも言えるわけです。ニートを憎んでモテ論を憎まず、というか。しかしスジャクさんは「ニート」という言葉を憎むあまり、それに基づいた僕とかのヨタにまで過剰反応しているのではないでしょうか? もしかすると我々は、件の「ニート」なるキーワードが、ほんの一時的とはいえ、爆発的なアクセスを集めたことの意味について考えたほうが(例えば、ですよ)よっぽど生産的なのではないでしょうか?
最後に。スジャクさんが提出された上述の選択肢の中では、「こっちは死活問題なんだ」がこちらの気分に最も近いです。これまでモテというものをさんざん軽んじまくってきた半生をようやく反省し、むしろモテについて積極的に考えていかなければならない、と思い直している僕が、どうして「モテ論ていど」などと言うことができるでしょう?
P.S. みんな論についてはフォローしていないので言及を差し控えます。