全然共感を得られそうにない会社の忘年会の反省会

はしたない行動が嫌いというのは悪いことではないとは思うが、それが行き過ぎるのもどうかと思う。
つまり僕は、20人くらいいるところに5人前しか鍋がないという状況において(それはそれで店を責めるべきなのだが、それはひとまず別問題)、「えー、5人前しかないのー。もっと食わせろよー」とか言って幹事の子を責めて泣かせてしまった先輩らに憤り、「ええい、俺の分、意地汚いおまえらどもにくれてやる! ざまあ見やがれ!!」とか言って、よそってもらった鍋をわざわざその先輩らによこしてしまったのだ(若干の脚色を含む)。
そう。僕は、意地汚い行動を憎むあまり、平然と、わざわざ自分が損をする行動をしてしまうことがしばしばあるのである。「俺はこの通り気前が良い、すなわち意地汚くない、だから意地汚いお前らより偉い」という理屈だ。ものすげー理解されづらそうな理屈。ポトラッチかっての。酔っ払って「理性がききづらくなったとき」ならばなおさらそうなる。たぶん理性を普通の人とは逆方向に使っている。困った奴だ。*1
あ。でも、お酒だけは、それにもかかわらず、しっかりと意地汚く確保していたかも。つまり単に、僕の価値観は「酒>>>>>>食いもの」というだけのことかも。いやーん。

*1:系: 僕からお金を引き出そうと思ったら、しつこくおねだりするよりも(しつこいのもそれはそれで嫌いだ)、むしろ無闇にケチな態度を示した方が効果的。