はてなの目指す未来はWeb 2.0ごときなのか、とか

  • 現在のはてなは「Web2.0な会社」ということになっているが、それははてなにとってふさわしいことなのだろうか? むしろ、そんな世俗のキーワードからは(京都から東京の距離のように)超然としている、というのがかつてのはてなのスタンスではなかったか? 何というか、今のはてなはテッキーの方を向きすぎていると感じる。「玄人受け」なんてしなくていいのに。
  • さまざまな専門家(時としてユーザーでさえない場合もあったりする)がはてなに知恵を授けてくれた現場を、我々は何度も見てきている。極端な話、授けてくれた知恵を受け取る「徳」さえあれば、はてな自身が技術的にとんがっている必要なんてない。
  • もしも、Web 2.0というキーワードが手抜きを正当化する呪文になっているとしたならば、それは由々しい事態だ。「50%の完成度」でリリースするというのは、数多くのユーザーがテスターとして物凄い勢いでダメ出しをした結果を反映して、スタッフの手間だけでは不可能な速さで100%のレベルに到達できるからこそ意味があるのに。