童貞的観念

僕が漠然と抱いていた観念のひとつを今朝ふと言語化してみたら、以下のようになった。
「誰かを好きになるという気持ちは、ある日突然天から降ってくるものである。そしてそれが降ってこない限り、交際などしてはならない。」
……なんだこりゃぁぁぁぁぁぁ!!!??? 自分はどこまでものの考え方が童貞だったら気が済むのだ。まさにこれこそは、噂の「恋愛の過剰な神聖視」の典型ではないか。自分に呆れ返ってしまった。
きっと世の中の人は、誰かを好きになるのをボケーっと待っているのではなく、ちょっとだけ気に入った人と接触を繰り返すことによって「好き」についての正のフィードバックをかけるとか、自分が誰かを好きになるように自分に暗示をかけるとか、そういうことを当たり前のようにやっているのだ。そうに違いない。