オタクの仮想敵

http://noza.jugem.cc/?eid=242などを(いまさら)読んで思ったこと。
この社会を遍く覆うとされる「モテ至上主義」に反発していることを示したいからといって、わざわざキモいと後ろ指を指されかねないような行動様式を取る必要なんてないんじゃないだろうか。「モテ至上主義を自明と考えている人々にそれ以外の可能性を気づいてもらうこと」をもしも第一の活動目標とするならば、もっと多様な戦略の可能性がありうるはずなのに。だいいち、外見だけで正体がばれるだなんて忍者失格ですよ? (違) ああ、そういう対話を最初から諦めているから、ああなっちゃってるのか。
そもそも「モテ至上主義」なんてものは実在するのだろうか? それはオタクたちが妄想ででっちあげた敵に過ぎないんじゃないだろうか? もっと言うと、「モテ至上主義」と呼ばれているものの正体は、オタクたちが自分で抑圧している、自分自身の素直な性欲だったりはしないのだろうか?