『ベン・ショットの英国博覧記』(ISBN:4822244113)

先日とある書店の店頭で見かけ、この種の本の帯に「ハリー・ポッターの出版社が云々」はないでしょ、と苦笑しながらも、僕のようなトリビア大好きっ子なら必携と判断して即座に購入した本。
古いイギリスの謎法律、フリーメーソンの33階級、噂に聞くコックニー押韻俗語のさわりなど、心底どうでもいい無駄知識(むろん褒め言葉)が期待通りの按配で詰まっていて、良い買い物をしたと思った。カバーにも1件ネタが仕込んであるのがまたニヤリ。
ところで、この本の書名をキーワード化した奇特な方がいらっしゃったのでどなたかと訪ねたら、なんと訳者野中モモさんことid:Tigerlilyさんその人であった。はてなの人が訳者でしたか! そして、ネットの隅々を舐めるように見回して、誰か書評を書かないか書かないかと待ち構えてらっしゃってた(笑)。せっかく関係者の方が見つかったので、p.149の「確立」は「確率」ですよね、と、誤植の報告をさせていただきます(僕も性格が悪いなあ)。