風俗に行くべきか

このサイトを読んで、「なにをそんなところでウジウジしているんだ! さっさと風俗にでも逝け!!」という感想を持つ人は少なくないと思う。でも僕は相変わらずウジウジしている。今日はそんな話。

昨日は学生時代の寮の友達との忘年会だった。飲み→カラオケ→うどんを一服、という流れの後、最後に僕ともう二人(全員野郎)が残った。もう二人の方はどうやら風俗でも引っかけてく算段のようで、僕に大して相談もしないまま、そういう町の方向へずんずん歩いて行った。僕は彼らを追いかけつつ、下のような心理的綱引きを行っていた。

『ここできちんと風俗を経験するべきだ』 ←→ 『風俗なんて行っちゃだめ! 不潔よ!』

彼らについていこうと思ったのも、前者の勢力が一定数脳内議会にあったからである。しかし後者の考えの方が僅かに優勢であったため、形としては彼らを追いかけてはいるのだが、距離が少しずつ開いていき、ついには彼らを見失うことに「成功した」。

こうして僕は、またしても雄になり損ねてしまったのだった。

ねえ、風俗に行くことに罪悪感を感じるのって、男として間違っていますか? いや実際、決して皮肉じゃなくって、平気で風俗に行けるオヤジな友人が半分くらい羨ましいっす。あるいは僕にこんなことを悩まさせる社会の方が悪いのか。よく分からない。