嫌韓の嵐

この頃、ネットで嫌韓の嵐が吹き荒れ、大変に不愉快な思いをする。当時の巡回先が、一人また一人と憎悪に吸い寄せられていくさまは、あたかもホラー映画を観るかの如くであった。
当時のワールドカップを機に韓国への憎悪を固めた人も少なくないのかもしれないが、僕は逆に、嫌韓への憎悪を固めた。サッカーファン = 民族差別主義者、という偏見さえできてしまったくらいだ。ワールドカップ中でさえテレビを見なかったから、ネットの人たちがマスコミの態度ゆえに次々に嫌韓に走った心情を理解できなかったし、今でもあまり理解したくない。